前から見たいと思っていた映画がレンタルになっていたので青物横丁ゲオでかりて見ました。
壇蜜主演のエロ映画です。
壇蜜のイメージから男性目線の妄想を膨らませたエロイメージビデオという内容で、ストーリーや文脈は、二の次という感じです。それをどう見るかによって評価が分かれる作品だけど、ブレない視点は好き。
ストーリーは、女遊びが盛んで、女をとっかえひっかえして楽しんでいる僕（真山明大）は、ある出版社に入社する。その職場で、色気を放つ人妻OL 香奈（壇蜜）に一目惚れしてしまう。今まで女を落としてきたテクニックで何度も誘うんだけど、彼女の態度はつれない。
しかし、ある日「今夜、セックスしましょう」と彼女からメールが来る。翻弄されて振り回されてしまう僕。
また、外回りの帰りに突然、街中で現れるセーラー服を着た香奈を目撃してしまう。しかも、脚を開いた奥には、バイブレーターが固定されている。もう、僕は、煩悩に支配されたような状態で仕事も手に付かなくなってしまう。
さらに、ある日、彼女から突然、家に来るように誘われる。しかし、着いたとたんに、彼女は、突然大阪に行かなければならなくなったと言う。
そして、僕をを残して、出掛けてしまう。彼女の家で、書斎のパソコンの前にDVDが積んであるのを見つけ、中身を見てしまう。
そこには、SM行為に明け暮れる映像が保管されており、自分との行為もそこに収められていた…。
壇蜜がSMで虐められるのがメインで、それにストーリーを付けている感じで、結構ハードです。
例えば、香奈がセックスの最中に自分の表情をビデオで撮らせるなど、自分大好き痴女となる場面とかあったりする。その目線がAVでよくある視聴者目線ビデオという感じで、それを撮りたいために盛り込んだ場面の感じ。そんな、妄想場面から作られているシーンが盛りだくさんです。
また、壇蜜の普段の演技は下手くそだが、濡れ場演技は際立って上手かったりする。
もちろん、フルヌードで壇蜜を楽しむ事ができ、カメラワークも自然な視点で綺麗で良い絵になってる。集中して見てて、ふと客観的に見ると滑稽な大人の性癖。笑えるような文脈が乱れたストーリー。そんな感じです。
でも、壇蜜って「あきたこまち」のイメージキャラクターなんだよね。こんな作品、JAの人たちも見て了承済みなのかな。
おすすめCOOL度（B級度）：★★★★★ おすすめGOOD度：★★★☆☆
◆作品データ
2012年,亀井亨,壇蜜,真山明大,板尾創路,菜葉菜
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